カビモロック 使用手順

事前準備

施工面が吸水性の素地であることを確認する

ガラス表面、磁器タイル表面、金属表面および塗装表面には施工しても効果が得られないことがあります。

準備
1

散布する部分は十分に乾燥させる

※汚染物(ペイント、油脂、泥土、大きな草木など)は事前に除去する。
※新設コンクリートの場合は打設後5週間以上養生し、乾燥させる。
※高圧水栓を施した素地は36時間以上放置して乾燥させる。
※施工後6時間以内は降雨、降雪、散水等による水との接触は避ける。

準備
2

施工方法

容器をよく振ってから、散布して下さい

  • カビモロックを水で希釈しないで下さい。効果が失われます。
  • 散布量目安:150~250g/㎡ ※素地により散布量は変動します。
  • 1回目の散布で飽和状態になるよう素地に吸収させます。
  • 大きな面積には低圧式のエアレススプレイ機をお勧めします。

垂直面に散布する場合
必ず下側から上方に向かって水平方向に散布しながら塗り上げて下さい。
2回以上に分けて施工する場合
初回に散布したカビモロック液が乾燥し切る前に、2回目の散布を行って下さい。散布した面が乾燥してしまうと、吸収され難くなります。
手押しポンプ、エアレススプレイ機で散布する場合
自在ノズルを使用して塗料の吐出圧を低く調整し、噴霧したミストが狭い範囲に集中するように調整して下さい。
※ご使用前に水を通し、機器に残留する溶剤を排出させてから、カビモロックを充填させて下さい。塗料用シンナー(有機溶剤)と混合すると瞬結して除去できなくなります。

保管・取り扱いについて

保管・取り扱いについて

取扱:使用時は必ず保護眼鏡、保護マスク、保護手袋等を装着して下さい。
液が皮膚に付いたり、眼に入った場合は水道水で15分以上洗い流し、異常が感じられる時は速やかに医師の診察を受けて下さい。

※弱アルカリ性物質ですので取扱いに注意し、多量を河川、海洋に流出させないで下さい。下水等に止む無く廃棄する場合は水で20倍以上に希釈して下さい。
※塗装機器類の洗浄は清水(水道水)を用い、入念に洗浄して下さい。
●保管:直射日光を避け、密栓して冷暗所に保管して下さい。
 保管の際には硬化を避けるためスプレー部分を軽く水でゆすいで下さい。
 開封したカビモロックは長期保存ができません。早めに使い切って下さい。
●備考:植物を枯らす効果がありますので、大切な植木・盆栽・花壇への飛散・散布は避けて下さい。

※塗布後、効果が始まり白い粉末が浮かび上がって来ますが品質に問題ありません。

※カビモロックは施工後、撥水性の表面に変化し水分を弾く為、水性塗料を上塗できません。水性塗料を塗装する際は必ず溶剤系の下塗剤を併用して下さい。
アルミ製品に付着しないよう注意して下さい。

主な用途(例)

●外壁コンクリート ●琉球石灰岩 ●セメントブロック  ●赤瓦 ●踏み石 ●ベランダ ●素焼きタイル ●お墓

カビモロック施工実績

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カビモロックQ&A

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